すべてが問題に膨らまされる理不尽さ

「不法投棄的なメール」? - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

25歳ごろ、会社の18歳年上の人に、あんたの家ではごみは誰が捨てているのか、と聞かれた。親です、と答えた。

会社の男性に、缶のプレッシャーが売っている、と勧められた事がある。

家の裏側に用水路がある。一軒家が40ばかり群れている建売住宅に昭和47年に入居した。前は〇〇製紙(銀座本社)〇〇工場の社宅で暮らしていた。

社宅は課長社宅(平屋の木造建築)、平社員社宅、(公団住宅と同じ建物の造り)と分かれており、子供は分け隔てなく行き来して空き地や公園で遊んだ。

北の(カナダとかだろうと思うが覚えていない)技術者や上役の金髪の子供もいた。

ジョンという子がカエル、といってアオガエルを捕まえて見せてくれたりした。

今の家に引っ越してきたが、Iさんという小学校の教頭先生の一家と親しくしていた。他には同じ会社の家族が数件。そのIさんの奥さんも同じ用水路に面する家で、母に教えてくれたのは生ごみ(魚の皮など)は餌にしてあげた方が良いのでうちはそうして川に捨てていると言ったらしい。欠点を探そうとしている一軒はさんだ隣のAは見逃さずに問題にしたらしい。うちの前に良くごみが集められて捨てられていた。仕返しのつもりだ。それを針小棒大に問題にしている。

家の物置もそうだ。コンクリートで固めた物置は当時お向かいのSさんという同じ会社の方と同時に作った。左官屋に依頼したらもともとあるブロック塀を利用して上にコンクリートを積み上げれば材料費が浮くとアドバイスされ、お向かいのSさんも同じ建て方で依頼した。左官屋は建築法を知らない。Sさんはその後定年退職して神戸に戻って行き、そのあとに面識の無いMという一家が越してきた。Mの奥さんも私の事を知らないのに悪口を触れ回っている。感化されやすい性質なのだろうか。

誤解されるとは思っていなかった(お嬢さん)ため、誤解を招く行動をしているが悪い事は何もしていない。

よく和歌山のカレー殺人の林マスミ被告がごみを不法投棄したとニュースで流れていたが、そんなのとは次元が違うが面白おかしく盛り上げたい人にはもう思いこんでしまって脳が固まっている頃だろう。いまさら覆すのは大変だろう、そしてそういう汚点を残して死んでゆき、そういう事になってしまうのだろう。父が転居を拒む理由は怒りからだろうと今では理解できる。

逃げたらそうされてしまうから。