個人としての誇りと他人への尊重

やっぱり私は騙されてる? - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

あー、そういえばとかげちゃんがオフィスで嘲笑しながら、”騙されて騙されて、信じられるのはお金だけ。”と私に聞かせるように言っていましたっけ。騙す事を繰り返し、友達も信じられなくなり、一人になり、お金ぐらいでしか解決できないような状態に追い込むという宣言だと受け取りました。

また外資系保険会社でも川上さんという種子島出身の都会風の人が、騙される人はいつまでたっても騙される、何回でも騙される。と私に言いました。

人は騙されているよ、気を付けて、と言われると信じます。

それでも信じる、という人は残念ながらとても少ないですよね。さらに証拠をねつ造して目撃者や被害者を作って出来上がり、の繰り返しです。人をだますのは簡単だと思っている人、結構どこかで因果応報となっているかも知れません。それがその人の不幸なのですが本人は気付かない。そういう境涯といっては失礼なのですが、そういう生まれ持ったものってあるように感じます。

金持ち喧嘩せず、寄ってくる人はすべて魂胆がある、という事は経験から学びました。

すべての物事に注意深くならなければなりません。日常の動き、何気ない選択、普段と同じ判断、これらの中に大変な悪魔的要素が含まれているのです。

異常な電話、違和感のある会話、訪問者、そして自分がそれに対してどのように反応したか、相手は見ています。そのような時に愚鈍であってはなりません。相手を増長させるだけです。

その時々に反応し、異常に気付いた事を相手にも知らせなければなりません。

そういう行動が賢さなのです。

逆に、騙されたと被害を訴えて喧嘩をしかけてくるたちの悪い人もいます。

進学先や就職希望先などは事情が変われば春先と秋口とでは変わっている事もあります。いちいちそれさえ浅い友達に言わなければならないのでしょうか。

子供にさえ騙すような事はしないと気を付けている私ですが、そのような性格さえ妬まれているのかも知れません。

また、郵便物を実家の母が私に送る時、近所の意地悪な人が中身を確認しているそうです。ある人が伝えてくれました。

もちろん違法ですが、それを訴えるとここでは住んでいられなくなるから黙っているらしいのですが。

毎月孫と私の為にお菓子や日用品などの日本製のこまごましたものを入れてくれます。母が箱を郵便局へ持って行くと、既にそのとなりのとなりのAから郵便局へ危険物が(花火や火薬など)入っているかもしれないから中を確認するよう依頼があり、箱を開封して確認しているそうです。なので何日間か郵便局で止まっているのです。郵便局も母が気づいた時に言い訳しましたが、これは税関の仕事です。私の会社の同僚も日本の実家からお菓子などを送ってもらっているのですが、うちがされている事を知っているようです。そのAは何でも知っていなければならないという使命感を一人で抱いており、うちの事はすべてAに尋ねるように親類中にも言っているようです。すべての脚色された情報はAにあります。Aが好きなように価値判断をします。うちは望んでいません。プライバシーの侵害です。不愉快で失礼な話です。騙す、ってこういう事も含むのでしょうか。

みんなそれを知ってもなぜ黙認するのでしょうか。

自分がされると恐ろしいからです。

そういうパワーハラスメントがまかり通っています。

あのあたりは空き家が多いのですが、だれもご近所になりたくないので入居しないそうです。Aが価値を下げているように思います。もともとの出身は富岡町寿というところらしいですが行った事はありません。

騙す人は、騙された人を見てどう思うのでしょうか。愚問です、騙す事が自分の溜飲を下げる事になり、自分の利益につながるのです。金銭的な事だけではなく、ワルに見られる、人から一目おかれる、賢いでしょ、と偏差値劣等感から抜け出せる、などなど‥でしょうか。

よく親類のベビーシッターをしていましたが、子供にさえ、約束したことを守らないといけないと教えられてきました。騙すような事はするな、と。心根が違うのです。

日本人は冷たいね、とある人は言いました。人の事には厳しく、死に追いやるほどのきつさでも我慢が足りないという。まだアメリカ人の方が温かいかも、と含みのある言い方をしていました。

日本人は、というか在米の同僚も本当に冷たいですね。

端ですが、死んだらいいのにと思われているようにも思います。

何も嫌な事を言った事もない、ただ会社に来て仕事をしているだけなのですが。ここは鬱憤ばらしに弱い者いじめをする風潮があります。閉塞的な環境ですね。

新しい職場はまだ見つかりませんので、しばらくは次が見つかるまでは我慢するしかなさそうです。理不尽にも耐え、脅しにも耐え、ぼろくそに言われる事にも耐え、ですね。