日系人

帰国すると逆カルチャーショックかも - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

ここには日系人が沢山いるので英語がネイティブでも珍しくはないのだけど、やっぱり日本に住んで子育てをしていると知り合いの子供が流暢に英語を話すのは嫌なのかもしれないなと普段考えたことのないレベルで思いをめぐらせてみた。

もし私が日本に帰ったら、子供はいじめにあったり学業に苦しむだろう。こちらはDiversityを認める、それが躾けの違いや文化の違いを認める、となっているので、おそらくそれが無い事により美徳を築きあげてきた日本では相当厳しい目に遭うだろう。こちらでいろんな国の人達と暮らしていく方が性格にもあっている。時々アイデンティティの確率のために帰れば良いと思う。

私が将来日本に帰っても子供はここで働くだろう。興味を持って勉強して来日したければすればいい。

わたしも帰らない選択が出来るかもしれない。こちらで生計が成り立つだけの出来事があればの話だ。そして時々帰る。こんな暮らしは皆が夢見る。私もそうなりたい。夢があっていいな。実際にそうしている人も沢山いる。商売上手な人、裕福な人と結婚した普通の人、様々だ。

子供はこちらではただの日系人だ。日本語のような難しい言語を読み書きできる子供から見れば日本に帰るとからかわれてしまうだろう。

それよりノーベル賞を受賞した中村教授も日本語を捨てる覚悟で英語を学べば世界で通用する人間になれるという意味の事を言って影響されている人も多いらしい。

だから羨ましいのかもしれない。気を付けよう。足を引っ張る目的で帰国の勧誘などがあるかもしれない。またはこちらでの暮らしを厳しくして(わざと儲けさせない)帰らざるを得ない選択枝のみ与える。(これまで私がされてきたように)そういう裏があるのを知らない人は言われた通りにする。女の意地悪も殺人寸前の悪さだが、男の人は特に単純なので気を付けなければいけない。アメリカ人でも油断はできない。

人を見抜く目は少しは出来たように思う。