言わなければ気付かないだろうから

ナンパ術を知りたいホストです - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

ホストってどんな人がなるのか知らないけど近寄らない。だまし取られる為にお金を貢なんてね、といっても今の夫も私の常識からすればヒモ的に頼りない。稼げないから私が払う、という繰り返しで貯金も減ってしまった。わが家からのヘルプで成り立っていた。

相手にしないタイプを結婚相手にした。私は人生の決定的な瞬間の選択をすべて間違える。これは自分のどうしようもない致命的な欠点だ。丁寧に注意深く生きてきてもそうなる。私の所為なのかどうかは私にはわからない。

もう良い年なので当たり前だが家からのヘルプもない。おそらく親の死後の遺産相続も期待できないというか帰省の飛行機代も捻出するのが大変だ。長男一家の為に私が帰省しても早く追い払おうとする。私はもうよその人間、母にいじめられた時にこの人は意地悪なんだなあとわかった。家制度ってそういうもんなんだな、任侠道というのは下層階級で機能する心の働きなのだ。それよりも20歳ぐらいで結婚していれば親の面倒も見て今頃幸せに(面倒くさい日常にいらつきながら)暮らしていたのではないかと思う。同級生でも人に心配をかけるような不安定な暮らしているような人はいない。

それだけでも恥ずかしい事だ。

しかし、今は親を捨てるのか、と言いつつ、アメリカで子供を立派に育てろとも言う。相反する事を言うが両方本音なのだ。そういうものだ。