自立しても

お金が絡んでくると…… - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

こんなもめごとは無く、私は何も言わないので(そもそも自分達でやっていく覚悟なので)大変だなあと思います。

お金に執着している人は無頓着を装う事も最近知りました。職場でパートの人がとる態度も思い当たります。私がフルタイムでなんでこちらがパートという憤りをぶつけられたのも、すべてお金なんですね。私も将来どうなるか分からない大変な状況なんですが、最低の取り分でやっています。貧乏なのはやりくりが下手なのだ、もっと少ない給料でも私ならやれるというような意味の雑談ばかりでうんざりした事も思い出しました。相手の性格を尊重していたので思い当たりませんでしたが、そういう人なんだなあと、ますます嫌いになりました。

人それぞれ性格も違うし(たとえ家族でも)理解される事はあまり期待しないんですが家族だから心配するというのは良いものです。私の首の手術跡を見て本気で心配してくれたのはやっぱり家族でした。あとはスーパーマーケットで出会ったスパニッシュの親子などが数人、いずれもアメリカの方です。

父が亡くなっても母が居ますのでもめごとは今のところ無いのですが、母が亡くなる頃までには私も誤解されないように金銭的な力をつけて居たいです。

 

 

 

 

さぼるぐらいなら早く切り上げたい

仕事をサボって喫茶店でボーっと - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

あははは、昔の同僚を思い出しました。

日本人の中でも真面目な方の私は、さぼることを同僚から教わりました。無意味にゆっくりするのです。社用で銀座から青山まで、銀座線の車内灯が停車駅に近づくと一瞬消える頃の、車体が真っ黄色の頃の話です。

田舎から出てきた私は都内西部のその子に冷笑されながらも行動を共にしておりましたが、一瞬車内灯が消える瞬間その同僚が大変驚いた事を覚えています。銀座線は初めてなのだなあと思いました。それだけ冷笑をあからさまに表現するんで内心むかつくのですが、もともと性格が良くない(何をもって良い悪いというのかは不明)らしく占い師にも言われていました。そんなのはどうでもいいんですが、(まだ20歳の感受性が柔らかい頃で良かったと思います)社用の帰りに無意味に喫茶店に寄ろうと誘い、そしてコーヒーなどを頼んで20分ぐらいぼーっとしている。早く帰った方がいいんじゃないかと(見てないようで人は見ている)思いましたが。私はそういう事はあまりしません。本当にゆっくりできないからです。

話は現代に戻り、こっちで一緒に働いた日本人以外の人はさぼるのが上手です。

前働いていたところで机を向い合せにしていた人は、ボスが居ない時なんかはランチに行って2時間戻ってきません。可愛い妻がいるようで、しょっちゅう電話がかかって、その人は電話を取る時に妻の名前を呼ぶんです。

ある時などは(聴きたくなくても目の前で会話するので自然に耳に入る)夜かランチ(家も近い)のメニューを聞かれたのか、スパイシーチキン。と答えていました。可愛い妻という感じだろうと想像できます。もう一人の同僚もボスがいないと5時10分前でもバスの時間が一本早いから、と言い訳しながら去って行きました。人ってだいたいにじみ出ているものがあるからおそらく使う側も見抜いていると思うんだけど。人はさぼりたがるもんです。私だって疲れていたり気分が乗らない時には単純な事からやったり、頭がさえている時間帯に難しい事をしたり調節します。疲れて居る時に難しい事をせざるを得ないという状況なのですが。

 

 

大変そうな人生

中上健次のどの作品が好き? - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

中上健次の作品は父の書棚にありました。少し読んでみたのですがとっつきにくく、結局最後まで読むことが出来ませんでした。出自や作家になるまでのいきさつ、活動状況などは存じております。なかなか大変な人生だっただろうと思われます。

父の書棚には津本陽、司馬遼太郎、吉川英治、藤沢周平、海音寺潮五郎などの著作は殆ど揃っていました。空海の風景という本については、難しかった。と率直な感想を述べていました。本来浄土真宗お東さんの宗教です。いろいろと地元の事を理解しようと努めたのでしょう。エンジニアの父の書棚の本を読みこなせた事がありません。歴史小説以外の小説は読みません。私が読めたのは古い単行本の吉行淳之助の砂の上の植物群ぐらいでしょう。私はアートの領域にあるようなものだと思って本を読みますので、そういう面からも頭の中が違うと思いました。それでも短い話は何冊か読みましたが。でも中上健次の小説はあった。いろいろと考えていたのでしょう。そしていつも私にプラスワンが大切だと言っていました。これは何となくわかります。今私が確かめたがっていることと似ているのかも知れません。やはり父は私にとってとても良いおとうさんだったと思います。幼稚園の頃、父が購読していた文芸春秋の雑誌のバックナンバーで友達のみきちゃんと病院ごっこの為の砂を粉薬に見立てたものの包み紙としてところどころのページを破り取って使っていました。父は怒りませんでした。懐かしい思い出です。

ただ、NHKの大河ドラマなどを家族で見ていると、チラ見してけちをつけて去っていくのが難でした。脚色されて面白くなかったのでしょうね。

書店に行っても奥の倉庫まで連れていってもらい、本を選んでいました。読書に関する教育は両親とも熱心でした。良い思い出です。

 

 

 

 

 

 

基本的な事

夫の携帯を見る悪癖をやめられない - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

プライバシーの侵害、という概念は大切です。

世間一般的な問いかけですが、人を監視する理由があるのならそれを監視される側に伝えていますか?

これは犯罪なんです。

 

 

 

 

 

ジャマイカ!

ジャマイカの楽しみ方 - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

ああ、マイアミの南のジャマイカの雰囲気の漂うオフイスでの話です。

隣の部屋からタバコのつーんとする臭いが鼻について、タバコ臭いですねというとマリファナだとのお答えでした。ジャマイカ、行ってみたいですね。動物が死んで腐ったようなにおい、マリファナのにおい、あそこでは沢山、初めての臭いを知りました。郵便局もカリビアンの同胞が優先だったなあ。宛先の国名がJだとすべてジャマイカ行の箱に放り込むので、日本宛てのはずが随分迂回して到着する事もしばしば。アイランダーのアイテムが揃うスーパーマーケットも懐かしいなあ。今度はジャマイカに行ってみたいです。

高校生の時家にあったジミークリフのザ・ハーダーゼイカムのLPをよく聴いていました。ハーダーというのはお尋ね者、犯罪者の事だと当時のバイリンガルDJが解説していたのを覚えています。あれはあれですごくかっこいいんですよね。You can get it If you really want とか。同時に持っていたスティービーワンダーのホッターザンジュライよりかっこいいと思いました。

キューバ出身の人は沢山知りあいました。キューバンコーヒーを入れるのがとても上手なママ友(という程でもないですが)が居ました。キューバンコーヒー、懐かしいなあ。また飲みたいです。

 

 

 

 

 

嫌いな有名人

村上さんと鯖寿司の共通点 - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

言っておかないと。昔の有名人でもいいですか。私はもう日本の芸能人の話題にはあまりピンとこなくなって、最近面白いと思ったお笑い芸人も遅れています。三枝の落語などの方がしっくりきますが、ニッチェという女性コンビの体育会系監督と選手のコントが面白かったかなあ、それもマイアミのテレビジャパンだったのでもう2~3年前です。

ただ、本当に嫌いだといつも思っていた芸能人は米米クラブのカールスモーキー石井です。あの顔も化粧も服も喋る事も歌もすべてダメでした。どうしてでしょうか。すべて私が好むものとの対極にあると思います。

同僚と仲良くなれなかったのも彼女が熱心なファンだったという事もあるかも知れません。あまりプライバシーに立ち入らない方が円滑に回ります。

わりと近い、葬式などでは常に顔を合わせる立場の従弟も何系かわからないのですが、自営業との兼業でロックバンドのボーカリストです。聴いた事はあまりないけど氷室なんとかやトーキングヘッズなんかと作風が似ているんじゃないかと少し思いました。他の歌手と似ていると言われる事はものを作る人にとっては嫌な事なので内緒ですが。歌も上手だし、嫌味がない子なので頑張ってほしいものです。まあ、デビュー当時はわたしも友達に聞かせたりしましたが殆どがやっかみで(活動していてもデビューできない実力派も沢山いた)私に似て声がか細い、など良く言うひとは少なかったのですが。あちらの地元でも堅実に人気を集めているのでもしかすると将来は地元の政治家になってしまうかも知れませんね。

母もNHKのど自慢がラジオ放送だったころ、爺さんが勝手に応募して最後の方まで残ったそうです。歌と外見は似ているかもしれませんね。母方系の子のようです。私も交じっていますがやはり今では母方系が強いようです。